中医学の教典が教える「春の過ごし方」その極意とは?


ヨガには『バガヴァッドギーター』や、『ヨーガスートラ』という教典があるように、薬膳が由来している中医学にも『黄帝内経 (こうていだいけい)』という経典・医学書があるんです。その中で、春の健康的なライフスタイルについて、こんな風にすすめています。

「春の三ヶ月は、万物が古いものを推し開いて、新しいものを出す季節であり、天地間の生気が発動して、ものみなすべてが生き生きと栄えてくる。人々は少し遅く寝て少し早く起き、庭に出てゆったりと歩き、髪を解きほぐし、体をのびやかにし、心持ちはいきいきと生気を充満させて、生まれたばかりの万物と同様にするがよい」

不自由な生活の今だからこそ、ヨガをしたりお散歩したり、つかの間のリラックスタイムが、こわばった心と体に染みわたります。ストレスから気が滞りると、頭部に上がり熱化するので、イライラしたら上に書かれたように、髪をときほぐし、頭皮のマッサージや、優しい天然材質のブラシで髪をブラッシングするのもす~っとクールダウンして気持ちいいですよ。

ちなみに私は「ニールズヤードレメディズのヘアブラシを愛用しています。もう何年も使っているのでぼろぼろですが、天然の竹からできていて、いやな静電気もなし。頭皮に当たる部分が丸くなっているので、とても優しい刺激です。



★★★★

季結び庵
村上華子






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