梅雨の肩こり?!血行不良の「瘀血(おけつ)」に注意


梅雨のジメジメは「湿邪」といい
口や鼻、皮膚から体内に侵入して
体に余計な湿気を溜めて
不調のもとをつくります。

例えば

だるさ、疲れ、重さ
食欲不振、下痢、残便感
ケガの化膿、水虫
目ヤニ、ものもらい
鼻水、痰
おりものの匂い(体臭)
気分の落ち込み
やる気ができない
冷え、むくみ、めまい
頭痛、腰痛、関節痛

などなど

これらは体を構成する成分
「気・血・水」という3つのなかで
水の巡りの悪さが招く症状。
そして、過剰な湿気が溜まると
五臓で言う「脾(消化系)」が弱ります
その結果、消化と代謝、排泄がうまくいかず
冷え、詰まり、粘り、溜まるなど
負のループを招くことの…

さらに、水が滞ると
血の巡りも阻害してしまいます。
血の巡りの悪さは「」といい
体内に “栄養(血)” が運ばれないことから
シミやくすみ、あざができやすいという
肌のトラブルをはじめ、血行が滞るので
肩こりや関節痛、頭痛なども!

つまり、梅雨の湿気の影響は
血の巡りにまで影響を及ぼします。
もともと、むくみやすいと
実感している人にとっては
梅雨の湿気による体調の影響は
大きいかもしれませんね。

★★★★

Hint-Potさんで興味深い記事を見つけました。
「働く女性 梅雨時期のだるさ・重さ・こり事情」
体感体重は普段の4倍?仕事の集中も“約4割低下”


記事の中では働く女性300人を対象に
体の不調や仕事への影響について調査したことろ
「だるさ・重さやを感じる」のは、6月がトップ。
「こり」に関しては、12~2月の寒い時期が
トップなのですが、暖かい時期では
6月という回答が、他の月と差をつけて
格段に高くなったという結果に。

大多数の女性が
・「梅雨時期はいつもより
体のこりを感じる(78%)」
と答えたそうです。

まさに、湿気の溜まりが
招いた血行不良による症状。

たかが湿気
されど湿気

蓄積すると本当にやっかいです。
雨の日は外出しにくいですが
ヨガをしたりストレッチをしたり
お風呂で熱い湯船につかったり
体を巡らせる習慣をつけましょう!

前回の記事では
湿気対策として毎日簡単にできる
湿気を溜めない生活のコツを紹介しました。
こちらをクリックして下さい。

この季節を乗り越えて
楽しい過ごしましょう!!

★★★★
季結び庵
村上華子



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